2-1-3アダプト・ア・パーク制度の概要
Adoptとは「養子にする」という意味を持つ。つまりアダプト・プログラムとは、市民や地元企業が里親となり、一定区画を自らの養子とみなし定期的に清掃、植栽の管理などを行う制度である。この制度は、高速道路での散乱ごみ問題が深刻化したアメリカテキサス州で、1985年に導入され、その後全米に普及し、2000年には全米50州で採用された。日本においては1998年に徳島県が、県道を対象にこの制度を導入したことが最初であった。現在、アダプト・プログラムは「市民」と「自治体」が一体となった、公共空間の環境美化活動として注目されている。
つくば市では、アダプト・プログラムの一環としてアダプト・ア・パーク制度(以降AAP制度)を2000年に導入した。この制度における「里子」とは「公園」である。
つくば市は、AAP制度を導入することにより、莫大な公園・緑地管理費用を削減し、さらに市民の公園への愛着が増加することを期待している。
AAP制度に参加するためには区会や子供会など5人以上から成る団体を形成する必要がある。そして市民から応募のある公園は全てAAP活動対象公園となる。現在22団体、765人が活動に参加している。主な活動内容は空き缶やゴミなどの収集・除草、植栽の企画提案及びその実施(現在、実施例なし)、公園施設の破損等つくば市への通報である。