1.序論
筑波研究学園都市は、多くの緑に囲まれ全国的にも例のない程公園緑地に恵まれている。しかし、街区公園などの小規模公園では十分に管理が行き届いていない公園や利用者の少ない公園も数多く、公園の活発な利用が達成されるには至っていない。更に、公園緑地が多いが故に行政予算における公園管理費は不足している。そのことが公園の管理不足につながり、悪循環を生む。豊かな緑はつくば市の象徴であり、管理費用がかかり過ぎるからと言って単純に緑の量を減らせばよいという問題でもない。そこで、このような問題を抱える公園の現状、または問題が生じる原因を把握した上で問題解決のためにはどのような対策が挙げられるか調査・研究を行った。
また、つくば市では、緑地公園の管理に関して市民団体による活動が行われている。今までは、企画・計画・施工・公園管理全てにおいて行政にまかせきりであったが、これからの公園の維持管理に関する問題を解決していくためには行政が市民の意見を取り入れることや、市民が主体になって行動する必要がある。我々は、市民活動を通して人々が公園に対する親しみや愛着を持つようになり、小規模公園の維持管理において効果をあげることができるのではないかと考えた。