基本計画

1.人が集う、魅力ある交流拠点都市    

2.活力とにぎわいのある産業集積都市   

3.豊かな個性と創造性を育てる市民文化都市

4.安全で魅力的な快適環境都市      

5.ふれあいと温もりのある健康福祉都市  

1.人が集う、魅力ある交流拠点都市

 広域都市圏の中核都市として地域間における連携や交流を促進し、一体的な発展の主導的な役割を果たしていくことを目指す。このため、広域的道路、幹線道路および新交通システムの整備を進め、多様な交流機会を創出する都市機能の充実を図る。そのために以下の点を重点項目として挙げる。

  ○交流拠点の形成(土浦駅前の整備)
  ○交流拠点ネットワークの整備
  ○交流環境の充実

○交流拠点の形成 (土浦駅前の整備)

○交流ネットワークの整備

○交流環境の充実

2.活力とにぎわいのある産業集積都市

 土浦市では現在、従来からの農業・商業と、近代的な商業・工業との間の対立に起因した産業的停滞がみうけられる。産業間の相互の連携により、相乗的効果がもたらされるような産業構成こそが望ましい。次代の産業集積都市を目指し、各産業の機能強化に加え、観光との連結による販路拡大、新規需要の開拓に努める。

○農業(地域経済を支える産業の振興)

○工業

○商業

○水産業

○新産業(消費者・生活者のニーズに対応した産業の振興)

3.豊かな個性と創造性を育てる市民文化都市

○学校教育

○生涯学習

○地域コミュニティ

○歴史・文化

4.安全で魅力的な快適環境都市

 土浦市は首都圏の業務核都市の一角として、また茨城県南地域の中心都市としての性格を有しながら、 筑波・水郷国定公園に取り囲まれた豊かな自然資源と共生する、環境にやさしい都市づくり、社会基盤の整備、安定したライフラインの確保などを進めてゆく。
 ここでは、市民一人ひとりがゆとりや豊かさを実感しながら安心して暮らすことのできる、安全で魅力的な地域社会を築いてゆき、21世紀土浦市の快適環境づくりにつなげてゆく。
 そのために、次のような視点から総合的に整備してゆく。

  ○豊かさが実感できる生活基盤の形成(ライフライン)
  ○災害に強い都市づくりの推進(都市防災)
  ○安心して暮らせる地域社会の形成(防犯)
  ○人と自然が融和する環境の形成(環境共生、循環型社会)

○豊かさが実感できる生活基盤の形成

○災害に強い都市づくりの推進

○安心して暮らせる地域社会の推進

○人と自然が融和する環境の形成

5.ふれあいと温もりのある健康福祉都市

 急速な高齢化、少子化、女性の社会進出などによる社会構造の変化と、それに伴う市民の意識の変化は、福祉のあるべき姿にも重大な影響を与えている。高齢者、児童、障害者、母子・寡婦家庭などにきめ細かな対応を行い、全ての市民が安心と生きがいを持って暮らせる地域社会を創出することが求められている。また人生80年時代と呼ばれる長寿社会を迎え、市民一人ひとりが充実した人生をおくるために、生涯にわたる健康づくりをサポートしていく必要がある。こうした社会構造の変化に柔軟に対応できるシステムの整備が急務となっている。人が住む街として魅力的な活力ある都市であることを目指し、市民一人ひとりが健康や福祉に関心を持ち、思いやりの心を持って暮らせる豊かな社会を創造していく。そのために次の基本方針を設ける。

  ○地域福祉の推進
  ○高齢者福祉の推進
  ○保健、医療体制の総合的な整備の推進

○地域福祉の推進

○高齢者福祉の推進

○保健、医療体制の総合的な整備の推進