運河によって失われる道路の変わりに、その北側(市街地周辺)に代替道路を敷く。
運河を敷くことで市街地周辺の幹線の強化を図る。
◯駅建設予定地
亀城公園(亀城公園駅) ヌ 裁判所跡地 ヌ 中央立田線 ヌ 中城通り(中城くら駅)
ヌ 川口町交差点高架下(川口交差点駅)ヌ モール505跡地ヌ 常磐線高架下(駅北口駅)
ヌ 国道125下 ヌ 霞ヶ浦(市役所前駅)
○亀城公園附近裁判所跡に水辺公園(日本風)
○505新店鋪にボードウォーク
○中路大通りの外観・道路整備
○交差点通過時のメカニズム
○歴史文化ゾーン
既存の歴史文化財ではなく運河(水運交通)を軸に、運河に調和するような景観整備を行う
→ 観光と商店街の両立をめざす
○川口町交差点高架下
広めのスペースをとり駅(中継点)として開発する
○モール505
既存のモール505を高架下にボードウォークを505沿いに整備
(お洒落な雰囲気を前面に、店鋪と店鋪を繋ぐ役割 → 一体感の創出)
○土浦駅北口
高架下に駅北口駅建設
○霞ヶ浦スカイゾーン
駅建設
水上市場との連係(水運面で)
○霞ヶ浦
霞ヶ浦については基本的には景観整備は行わない。しいて言うなら現状の機能を落とさずに運河の出入り口・駅としての機能を働かせる必要がある。霞ヶ浦は水面だけではなく空が開いており、スカイラインが綺麗に見えることもアピールポイントの一つではないかと考える。
○BoadWalk505
ここでは『水と光を楽しむ空間』を創りたい。高架下にモール505を移転しその跡地に運河を掘り、運河沿いに歩道を整備する。運河の505側(北側)の歩道上(現在505の1階部分)にボードウォークを敷き、各店鋪に共有空間として与える。ボード上での商業展開など様々な活動の場としての利用、歩道として人の流れを創る、各店鋪繋がりを強める一体感を出す等の商業面での効用を期待する。また水辺空間を設けることで都市生活の中にゆとりを与えるだけでなく、水と共に生き水を楽しむこと、アメニティー空間を提供したい。
○歴史文化ゾーン
運河と共に土浦の歴史・文 化財産をアピールする。そこで外観整備中心の開発を行う。現在歴史的景観を残しているのは中城大通り,亀城公園のみである。そこで『亀城-中城歴史景観トライアングル』を形成し,このトライアングルゾーンを中心に建物の外観整備(外観だけ作り変える),道路整備(石畳に敷き変えコミュニティー道路っぽく),桜橋の復活等,運河の終着点のアトラクションとして開発・整備する。
また『亀城-中城歴史景観トライアングル』がもっと広く知れわたるように『亀城中城 城船祭り』を開催する。桜咲く四月,春風の中ゆらめく水面に輝く反射光。そんなある種優雅な雰囲気の中,男達は松明を勇ましく振り回し雄叫びをあげている。そして亀城公園から霞ヶ浦へと流れる『城船』…。これがこの城船祭りの目玉『城流し』である。各地区で一つ城を型どった船を作る。その『城船』が見事霞ヶ浦まで辿り着けばその地区には大きな幸せが訪れる。また最も優れた『城船』(審査員が判定)は亀城プラザに1年間展示される。新たな旅立ちの後押しとなる土浦運河独特の祭りである。