3−2.重点整備計画@みんなの土浦

 都市計画マスタープランを考える際,様々な事例を反映させた都市計画の理論は重要であるが,そこに暮らさなければ見えてこない問題に対処
するためには市民の意見が必要となる.土浦市という地域に密着したまちづくりを行うことにより,子どもから高齢者まで全市民が快適に生き生きと
暮らせるまちを目指す.
 また, 市民がまちづくりに触れたり市民の考えが実現されたりすることにより,土浦市に対する愛着を強め,市民が継続的に土浦市のまちづくりに参加する体制ができると考えられる.

3−2−2.提案

  市民に対し,まちづくりに関するアンケート調査を行い,さらに市民によって実現するべき意見を選択してもらう.また,まちづくりに反映させるべき
 意見を市民に選択してもらい,その意見を積極的にまちづくり政策に反映させること.このことにより真に市民が暮らしやすい環境へと整え,また,
 まちづくりに対する市民の関心を高めることにより,持続的な市民参加型のまちづくりを行いたいと考える.この構想を「みんなの土浦」と名づける.

3−1−3.詳細内容

 @アンケートの実施

  小学生以上の土浦市民全員に,まちづくりに関するアンケート調査を行う.郵送,webアンケート,小中学校および高校での一斉実施,公民館
 などの公共施設へのアンケート回答コーナーの設置など,あらゆるアンケート方式を取り入れることにより回収率を高め,また,幅広い世代からの
 意見の収集を目指す.


図13 アンケート実施方法


 A意見の選択

  寄せられた意見の中から実現すべき意見を選ぶために,市民によるまちづくりワークショップを行う.このワークショップには市職員や都市計画の
 専門家も出席するが,知識の提供などが主な役割であり,あくまで市民によって意見を選択してもらう.


 B意見選択の承認

  ワークショップにおいて選ばれた意見を「市民全体の意見」としてまちづくりに取り入れることに賛同してもらえるか市民に確認するため,投票に
 よって賛成・反対を調査する.こうすることにより,ワークショップに参加できなかった市民の意思も反映させることができる.


 C意見の反映

  土浦市は採択された市民からの意見を積極的に市政に取り入れ,意見がどのように反映されたかを市民にわかりやすくフィードバックする.
 例えば,広報誌や土浦市ホームページ上など.ここで,市民の意見が目に見える形で取り入れられるということが重要となる.それにより,「まち
 づくりに関わった」ということを実感でき,その後のまちづくり参加への積極性を高めることができると考える.


 このサイクルを2年周期で行い,年月をかけて20年後,またはそれ以後の土浦市のまちづくりに市民の意見を反映させ,真に市民が暮らしやすい市にすることを目指す.


図14 みんなの土浦イメージ図