第3章 基本構成

第3章では第2章で述べた市の魅力・問題点を踏まえ,それらを改善し,更により良いものにすることを目的とした,マスタープランの基本構成を述べる.基本構成は、まちづくりの基本理念を元に目指す都市像を示した全体構想から、それらを部門別・地区別に分類し、より詳細な構想を述べるものとする(図3-1)

3.1 全体構想                  


全体構想として、まちづくりの基本理念・目指す都市像を説明する。
また本マスタープラン計画目標年度である2030年度の人口フレームは、2009年現在の人口14.5万人から、やや減少した14万人とする.現在の人口推移等から予測される2030年の人口は第2章 2.2で述べた通り12.500万人程度であるため、少子化対策や住民が住みよく、魅力的なまちづくりを行う必要性があるといえる。

3.1.1 基本理念
まちづくりの基本理念は、以下の通りである。
1)地域の個性を活かすまちづくり
2)市域の魅力を結ぶまちづくり
土浦市には農業が盛んな旧新治や大規模な工業団地を抱えている神立駅周辺、閑静な住宅街が広がる荒川沖駅周辺など、個性ある地域が集まっている。それらを活かしさらに、市全体の統一感を生み出すため、市域レベルでの魅力を結ぶまちづくりを行う。

3.1.2 目指す都市像
基本理念を元に、「歴史・文化が息づき,人々が暮らしやすい 希望ある未来を見据えたまち」を目指す都市像として掲げる。土浦市には第2章で述べたように多様な歴史資産・文化、潜在的に充実した交通・産業基盤があり、さらに住宅街としての需要もある。これらのことを踏まえ、土浦市の魅力を最大限に活かし、改善すべき点を整備することで、希望ある未来の展望を描く。

 

 

3.2 部門別構想                 


部門別構想として以下の3つを掲げる。
1)安心・安全なまちづくり
市民が暮らしやすいまちづくりのため、交通環境整備や防犯対策を行う。
2)活力とにぎわいのあるまちづくり
市の中心となるべき商店街や、特色のある産業ににぎわいと活力を生む。
3)伝統と文化を生かし育むまちづくり
充実した歴史資産文化を活かし、市域全体で魅力を引き出す。

 

3.3 地区別構想                 


土浦市内で見られる生活圏や産業構造の差異をもとに、以下の4地区に分けて地区別構想を掲げる。
土浦地区 :人が集う,にぎわいのある拠点
土浦駅周辺に多く立地する商店街を中心に、商業拠点としてのにぎわいがある地区づくりを行う。
荒川沖地区:住民の交流がある,安全な地区
住宅街が広がる荒川沖駅周辺地区は、市民が安心して暮らせるように、防犯体制や交通環境を整備し、安全なまちづくりを行う。
神立地区 :住宅と工場が共生する地区
工業団地と住宅地が共存する神立駅周辺地区では、工場周辺道路の環境整備や市民の生活の基盤である神立駅周辺の交通環境等を改善することで働きやすくすみよいまちづくりを行う。
新治地区 :人と自然が支えあう地区
旧新治村である新治地区では、豊富な自然資源や盛んな農業を活かし、市民と自然が相互に関りあうまちづくりを行う。

(図3-1 構成 フロー)

                            

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