6:まとめ・今後の展望

土浦市には魅力的な資源がたくさんある。しかし、住民はその魅力に気づいていないのではないかと私たちの班では考え、その魅力を気づかせ、住民と魅力の間でサイクルを生み出すことが行政にとって必要なことであり、マスタープランなのではないかと考えた。その中で私たちの班では、今回、観光や自然について重点的に述べてきた。それは市民にとってこれらの資源が魅力的であると気づきやすく、これ以降の政策において基盤となりやすいのではないかと考えたからである。

そこでまず、土浦市にある、魅力的な資源として霞ヶ浦と筑波山を挙げ、その魅力を高め、観光資源とするための提案をしてきた。それが、土浦駅東側の再整備やつつじが丘・新治観光シャトルバス筑波山・霞ヶ浦周遊きっぷである。これらにより、土浦市の持つ魅力を高め、交流人口を増やす必要がある。これにより、周りから土浦市が注目されることで、土浦市民が土浦市の魅力に気づき始める。

そして、TAPTsuchiura Action Project)という市民によるまちづくり推進プログラムを提案した。これまで、市民に対して情報の提供は多く行ってきた。しかし、これでは市民は受身に回ってしまい、市民による積極的な意見の提供場所がない。また、積極的な行動を起こしても、自分に返ってくるシステム、つまり還元システムがなければ継続したプロジェクトは行えない。そこで、TAPでは市民オーナーシップの創出や人材の育成、コミュニティーの再生・形成などの基幹システムと活動の効果による利益を市民にフィードバックする還元システムの両方を考え提案した。 

これらにより、自然資源を観光資源とし、住民に還元されるシステムを構築した。しかし、土浦市の魅力は筑波山や霞ヶ浦などの自然資源、観光資源ばかりではない。土浦市には観光や自然以外にも魅力は多数存在する。それは例えば、医療や教育、工業などであり、行政と観光、自然だけでループが終わってしまっては非常にもったいないし、応用されていくべきである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






 

6 土浦の魅力向上の為のスパイラル


 

左側を住民、右側を魅力とした図6のようなスパイラルを構築し、土浦市にある数々の魅力の基盤を作っていく必要がある。そうすると必ず外部からの注目を集めることになるだろう。そのときに始めて住民はその魅力に気づき、行動を起こしたいと考えるようになる。しかし、そのきっかけとなる有効なものが今のままでは存在しない。そこで、土浦市はそのきっかけとなるべく、TAPというプログラムを構築し、市民が行う様々な活動に見合ったインセンティブを与える必要があるのではないか。1つの魅力に対してこのようなことを行うことによって、住民と魅力の間にサイクルが生まれる。そして、それが様々な魅力で行われたときに、スパイラルとなって土浦市は活性化されていくのではないかと思う。

今後、土浦市はこのような方法で住民主体の継続的な魅力づくりを行っていかなければならない。