3:方針

土浦市のマスタープランを考えるにあたり、住民と魅力間の相互の関係性に着目する。マスタープランにおいて、第4班が軸とする考え方は、図1のようになる。

 

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3-1 住民と魅力の関係性

 

■どのように行政が住民と魅力にかかわるのか

 具体的な説明は、追々説明するが、まず、住民と魅力がどのようなステップを踏み、よりよい住環境を作り出していくかを簡単に述べる。

@資源を魅力的なものへ変換する

A住民に魅力に気づいてもらう

B住民に魅力を生かしてもらう

C多くの魅力を生かしてもらうことにより、よりよい住環境の創出

 

 次に、それぞれの具体的な動きを説明する。

@資源を魅力的なものに変換する

・土浦市における魅力とは

 まず、今回の軸となっている、魅力について説明する。

 私達が今回挙げている魅力とは、自然・教育・医療・福祉・産業などの、土浦市の魅力となりうる資源を指している。

 魅力になりうる資源とは、建物などの造形物だけではなく、霞ヶ浦や筑波山などの環境、土浦市に住む人々、行政サービスなどの制度など、目に見えないものまで含んでいる。しかし、多くの資源が存在しても、土浦市、あるいは土浦市民に、活かしきれていない資源も多く存在する。

また、それらの資源は、ただ資源と存在しているだけでは、そのままで住民に活用されにくい。住民に意識され、活用されるためには、その資源が住民にとって魅力的なものでなければならない。

・資源を魅力的なものとするためには。

2のように、資源を魅力的なものに変えるためには、行政によるソフト面・ハード面両側からの資源の整備が必要である。

そもそも、現状で活用されていない資源は、住民に活用できる資源として認識されていないため。そこで、住民にその資源を認識してもらうためには、行政による魅力作りが必要となるのである。

C:\Documents and Settings\YAN\My Documents\My Pictures\図7.png

3-2 資源と魅力の関係

 

A魅力を住民に気づいてもらう

行政が資源に対して整備を行い、魅力的なものになったとしても、その魅力を活用しなければ、魅力的なものにならない。

魅力を活用してもらう前の段階として、住民に魅力に気づいてもらうことがまず必要となる。住民に魅力に気づいてもらうために、行政が、教育・広報・制度などによって住民に気づかせることが必要となる。

また、その魅力を土浦市の中だけでなく、外部にも発信することにより、住民に気づかせることも可能となる。

 

B魅力を住民に生かしてもらう

魅力を住民に気づいてもらった上で、魅力を住民に活用してもらう必要がある。住民に魅力を意識してもらう時と同様、行政による斡旋が必要となる。

資源を、活かしてもらうことにより、さらに魅力が向上する。活かし方としては、実際に魅力となる資源を使ってもらう、資源の質を向上させる、などである。

 

C魅力の活用による、住環境の向上

住民に魅力を活かしてもらうことは、資源を利用したり、資源の質を向上したりすることであると説明したが、住民にメリットがなければ活かすという行動を行う人はごく一部に限られてしまうのではないかと考える。

そのため、住民にメリット(インセンティブ)を与える仕組み作りが必要である。住民が活用する時点で、多くのメリットを享受しているわけであるが、住民とって実感しにくいことも多くある。

そこで、実際に享受しているメリットを、行政によって住民に伝え実感させることが必要である。それ以外にも、メリットを与える制度の整備が必要となる。

住民にメリットを与えることにより、さらに魅力への意識が高まることが考えられる。

 

■魅力のさらなる向上

先の@〜Cで住民を魅力の間で、どのようなやり取りが行われ、相互にどのようなメリットがあるかを述べた。相互の間のやり取りのどの部分でも、行政が監視し補助していかなければこの関係は持続しない。

この関係は、サイクルとなって回るように見えるが、それぞれが向上しているため、スパイラルになっている概念を導入する。(3)

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3-3 魅力向上のスパイラル

 

この概念に伴い、行政、住民、魅力それぞれの質が向上し、住民にとって誇れるような魅力となると考える。