土浦市の現状と課題
概要
東京から60km圏内、霞ヶ浦西岸に位置し、市域は東西14.4 km、南北17.8 km、面積114ku、人口約14万人の都市である。
霞ヶ浦は日本第2の広さを持ち、水や緑に囲まれた自然豊かな都市であり、
県南の政治、経済、文化、商業の中心都市として発展してきた。
2006年には新治村を編入し、筑波研究学園都市に隣接した業務核都市の指定を受けている。
2.土浦市の魅力
2―1 豊かな自然、豊富な資源
土浦市は東西14.4 km、南北17.8 km。東京から60 km圏内にあり、
常磐線の荒川沖駅、土浦駅、神立駅や常磐自動車道の桜・土浦インターチェンジ、土浦北インターチェンジなど交通幹線網が整っている。
さらに隣接では首都圏中央連絡自動車道の整備が進行中である。
その中でも日本第二の広さを誇る霞ヶ浦や市内を流れ豊かな水辺空間を提供している桜川、丘陵地帯に分布する斜面林など豊かな自然、
豊富な資源を持った都市である。
江戸時代では市内に流れる桜川や霞ヶ浦を利用した水運が盛んで
あったという歴史もこの土浦市の自然、資源の豊かであることが
言えるであろう。
2―2 歴史あるまちなみ
土浦市には江戸時代に水運で栄えた歴史が色濃く残っているまちなみが現存している。
例えば旧水戸街道に沿いに立地する商家の町屋や、かつての土浦城(室町時代に築城された)
の本丸と二の丸の一部を整備した公園である「亀城公園」には現存する江戸時代前期の建造物、櫓門や霞門、
南東に移築された江戸時代後期の高麗門など、城の面影を伝える貴重な歴史遺産もある。
2―3 特色を活かしたまちづくり
土浦市では豊かな自然を有する霞ヶ浦の一部を霞ヶ浦総合公園として整備を行っている。
またドイツの飛行船「ツェッペリン号」が世界一周の航海途中、
土浦市に立ち寄りそこで船員にカレーを振舞ったという歴史から
「土浦カレー」として地元の名産であるレンコンを具として入れ土浦市全体で町おこしを行っている。
これも地域の特色を生かしたまちづくりといえるだろう。
土浦市の課題
1.人口減少・少子高齢化の波
わが国では深刻な問題となりつつある人口減少問題および少子高齢化問題はお土浦市でも大きな課題として挙げることができる。
右の図からも読み取れるが2005年をピークにして当市の人口は減少を続けて、2050年には現在の人口の8割程度の人口になってしまうのだ。さらに同じく出生率も右肩下がりの調子で少子化が進展していく予想となっている。
これに対し高齢者の人口割合は増える一方で新しい社会に対応すべき基盤を整備することが急務となっている。
2.中心市街地の衰退
全国の地方都市では郊外の大規模店に顧客が流出してしまい中心市街地にある商店の力が急速に弱まっているという減少が起こっている。テレビでも話題に上る「シャッター通り」などが代表的な例で、閑散とした中心市街地には客の足が運ばれずますます活気がなくなっている現状がある。当市もまさにこの状況に直面しているのだ。
江戸時代から商業の中心都市として県南地域をリードしてきた土浦市であったが市郊外に大型店ができると次々と中心市街地の百貨店が撤退していくことになった。追い討ちをかけるように隣市のつくば市ではつくばエクスプレスの開業とともに大型商業施設が整備されてより苦しい状況に落ちいってしまった。
このような状況から地域の住民からは中心市街地活性化を望む声がやまないというのが現状でありまた課題ともなっている。
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