食・カレーによるまちづくり活性化

 食による健康的なまちづくりへのアプローチ方法として、土浦市の現在行っている「つちうらカリー物語」(2004年開始)に注目した。

土浦市の食によるまちおこしの現状

 現在土浦市では、「つちうらカリー物語」と称し、カレーによるまちおこしを図っている。目的は中心市街地の活性化であり市のブランド化である。食ブランド化事例:宇都宮市の「餃子まちおこし」をみてみても、来訪者の6割以上が「餃子」を食べるために訪れており(宇都宮市商工部商業観光課調査)、「食のまちおこし」は有力であることが考えられる。 現在行われている政策としては、カレーマップの作成、イベントの施行、認定店(18店舗)の創設などがある。また数多くのカレー店が中心市街地周辺に設けられている。カレーまちづくりを支える基盤となる組織の編成は以下の通りとなっており 各カレー事業所を支える十分な支援組織が編成されていることがわかる。
土浦中心市街地利用者を対象に行ったアンケート(n=60)によると、その認知度は低く、よって問題はPRの展開方法にあると考えた。

図3.3.1.土浦市民の「カレーの町土浦」の認知度(n=60)

新PR方法の提案

 基本方針として、ターゲットを絞った小規模PRを周辺はじめに連続的に行い、段階的に顧客を増やしていくこととする。的を絞ることで、対象にあった、より効率的で効果的なPRを展開するためである。

小規模PR展開

 今回班としては長いプロセスの第一段階として筑波大学生をターゲットとしてPRを展開することとした。その具体的なPR手段として、

→大学内におけるカレーマップの配布、ポスターの配置。
→学生の視点により各カレー店を評価した「カレーレビュー」の作成。
→筑波大学生に、より土浦のカレーに親しみ持ってもらうための「学食土浦カレーパン」の販売。

以上三つを軸にPRを展開していきたいと考える。 またそれと同時に土浦のカレーサービスの向上を図るため、「カレーダウンタウン」の実地を行いたいと考える。 カレーダウンタウンでは各店舗が特別メニュー(少量・低額)を作成することで、土浦市でのカレー食べ歩きの実現を目指したものである。この際に換地の政策と合わせて、カレーダウンタウン駐車場を設置し、周辺の車利用者でも訪れやすい交通環境を整える。また駐車場にはカレーマップを配置し、各店舗のPRを展開させる。

図3.3.2.土浦ツェペリンカレー

展望

 今回の筑波大学を対象にしたことをスタートに周辺のあらゆる団体にPRを仕掛ける。20年をかけジョジョに顧客範囲を広げ、カレーサービスの充実を目指す。 土浦市来訪者を増やし、中心市街地の活性化につなげる。