3.全体計画

1.教育

郷土の歴史や文化を学びながら「郷土愛」を育てることを目的に「土浦郷土カルタ」を教材として導入する。 4年に1度、小学生からのカルタの応募をつのりリニューアルしていく。また、カルタの内容に新治地区を追加する他、 モール505に児童館を兼ねた「土浦郷土カルタ倶楽部」を設置して広い年代の交流を促す。

<補足>土浦郷土カルタについて
「土浦郷土カルタ」とは、2000年に土浦市子ども会育成連合会が作成した土浦市の歴史や文化を題材としたかるたである。 市内の小中学生から読み札・絵札の募集を行ったところ約4000点の応募があり、その中から選出された作品で構成されている。
現在「土浦郷土かるた」の知名度はかなり低い。そこで義務教育においてこのかるたを積極的に教材として取り入れ、 郷土愛教育を進めて行く。定期的にかるた大会などを行い、子どもから大人まで土浦について気軽に学べるようすすめる。 また、「土浦郷土かるた」の特徴として、市内の小中学生からの公募により作られたという点がある。これを生かして5年に一度 定期的にかるたの更新を行う。自主的に土浦の新しい側面や歴史などを発見することで郷土理解が図れ、郷土愛が深まることが 期待できる。


図3−1 土浦郷土カルタ

先行事例:上毛カルタ(群馬県)
 同様の郷土かるたは全国各地で作成されているが、その先進事例として群馬県に「上毛カルタ」がある。 「上毛カルタ」は児童福祉法第八条の文化財として推薦されている郷土かるたであり、県内の人口・産業・歴史・偉人などを 題材として昭和22年に作られた。群馬県ではこの「上毛カルタ」を小中学校の教材として取り入れており、学校や地域では 毎年「上毛カルタ大会」を広く行っている。学校教育においてしっかりと教えられるので、県民はみなカルタを暗記しており、 小学生から50代の人までの共通文化として浸透している。遊びながら郷土の歴史や産業について学ぶことができるので、 自然な形での郷土愛を育てる良い事例だといえる。

2.福祉

川口運動公園を中心に既存のりんりんロード・フルーツライン・霞ヶ浦・神立・荒川沖・つくばを繋ぐ「うるるんロード」をつくる。 生涯スポーツとして伸びているサイクリングを広め、健康維持に取り組む。また、高齢者・障害を持つ住民への就業支援を 強化する。

3.交通

渋滞を解消し良好な交通空間を生み出し、また、歩行者空間をつくることで生活道路の質を向上させる。

4.産業

農業は、フルーツラインを強化し、農業教育に取り入れる。工業は北部地域に集積(新治―神立)させ、商業では、 中心市街地の高密度化、流通拠点とされる荒川沖の強化を行う。観光では、新治のフルーツラインを生かして市内外の 観光客を呼びこむ他、小中学生の遠足・見学に利用する。

5.環境

土浦市が景観行政団体となることで、自然や歴史的文化財の景観形成を行う。 また、霞ヶ浦に隣接する各市をまきこんだ霞ヶ浦の景観形成を行う。