5.川口運動公園への新庁舎移転
土浦市へのヒアリングの結果、市庁舎(昭和38年設立)・川口運動公園は建設から数十年が経過し、施設の老朽化が深刻な
問題になっている。施設の狭隘化と耐震性の不安から建替の必要性は大変大きいと考えられており、新治との合併による
合併特例債を利用した新市庁舎の建設が計画されている。今現在、庁舎移転場所は決定していないが、合併協議会市民
公聴会では、今後10年の中で検討していきたいと答えている。また、川口運動公園に関して土浦市としては今後も運動公園として
整備していく予定であると考えている。
そこで、川口田中線建設によってアクセス利便性が高くなり、かつ親水公園建設によって住民の生活の軸上に位置することとなる
川口運動公園内に新市庁舎を建設する。あわせて、運動公園の親水機能も充実させ、新市庁舎の最上階には展望台や
レストラン、カフェを設置し集客性を上げる。現在の新庁舎建設事業の計画費は約100億円とされており、うち約38億円は
合併特例債、うち約42億円はこれまでの市の基金である。

図5−13 新庁舎移転