第2章 現況分析

  2.1 現地調査
まちあるき(12月10日授業時実施)より
@荒川沖駅・神立駅とその周辺整備
    駅へのアクセスを向上させるための区画整理事業が進められているが、住民との調整が難航し、整備が遅れている箇所もある。

 A霞ヶ浦総合公園(写真1)
   季節が冬であったこともあり、少し寂しい感じがした。遠くから見る景色は悪くはないが、水辺に近づくと水質がよくないことがわかる。湖としての魅力を活かしきれていない印象を受けた。
B亀城公園〜旧水戸街道(写真2)
   城跡や細く入り組んだ路地が残り、城下町としての歴史を感じさせる。
C商店街・モール505
駅周辺の商店街やモール505(写真3)などは昼間であるにも関わらずシャッターを閉めたままの店舗が多い。
      夕方になると下校途中の小学生や中高生、買い物中の人など比較的人通りが多かった。小中学生の重要な通学路になっており、防犯の役割を果たしている。コロッケ屋さんなど気軽に立ち寄れるお店も多い。一方で一番奥の建物は閉鎖されている。また夕方は日陰になるため、暗い印象を受けた。
2階は、空き店舗率が高い。飲食店が入っているが昼間は閉まっている。老人デイサービスやIT関連の会社、団体の活動場所などに利用しているところもある。3階から階段を上ると高架を見下ろせる。
衰退している、寂れていると言われているが、夕方時や土日などは意外に人通りが多い。生地屋、時計屋など専門店と飲食店が充実している。空き店舗の利用法を検討してこのまま残していきたいと感じた。
  


D土浦駅周辺〜うららビル(写真4)
    人通りが多いが自動車交通の混雑も見られる。うららビルの中にある生涯学習センターは茨城県で唯一駅前に立地していることから、遠方からの利用者も多いという。昨年駅前のマルイが撤退したが、ビルの老朽化による防災上の問題からその後の用途は決定していない。
@土浦港周辺
    冬場は隔週でしか遊覧船の運航を行っていない。京成マリーナの遊覧観光客船は6~10月頃の運航。土浦港から玉造、潮来などを周遊するコースが用意されている。
★京成マリーナ「ホワイトアイリス」による周遊ツアー
           かもめツアー、潮来あやめ祭りツアー、初日の出ツアーなど。



Bれんこん畑
冬場の収穫時期だったのでハスの風景は楽しめなかった。あまりきれいではなかったが、霞ヶ浦町に入ると見通しのよい風景が続いた。