6.2中心市街地の整備
土浦市の中心市街地は土浦城を中心とした城下町として、また、江戸と水戸を結ぶ水戸街道の関所であったことから宿場町としても栄え、
当時の水戸街道や土浦城のお堀・水運に使われた河川を埋め立てた道などの古くからの道路を見ることが出来る。
土浦市は第二次世界大戦の被害をそれほど受けなかったため、この様な歴史的資源がそのまま残っているという優れた利点を持っているが、
これらの古い道は細く曲がりくねっているため近年のモータリゼーション化に対応できないという弱点をも抱えてしまっている。
さらにこの道路のすぐ横には古くからの商店や民家が並び、道路の拡幅などの整備は非常に困難である。
そしてこの弱点のせいで市民の足は遠のき、中心市街地の商業は衰退してしまったというのが現状である。
この様な中心市街地では、幹線道路沿いに立地し広い駐車場を備えたAEON土浦SCに、商業を前面に押し出して対抗するのは困難と考えた。
したがって中心市街地には商業以外の機能を持たせ、郊外と互いに機能を補完し共存していくことを提案する。
そこで中心市街地のメリットを考えると、中心市街地はかつて市内ばかりでなく周辺の市町村も含めた商業拠点であったため、
JR土浦駅や ほぼ市内全域をカバーするバスのターミナルがあり、市内全域から公共交通で来ることが出来る。
そこで、この交通弱者も来られるという優れた都市ストック有効に利用するために、中心市街地に公共複合施設『ウララテーク』を建設する。
ウララテーク建設地としては「小網屋」「東武ホテル」跡地を検討する。
その理由としては、土浦駅からのメインストリート(参照:2-3交通計画)上にあるという事、空き店舗の解消が出来ることが挙げられる。