3−3.土地利用計画
土浦市の現状、及び施策展開の方向性の3項目『駅周辺を公共性の高いエリアと
して再構築』、『環境負荷の小さな都市づくり』、『効率的な都市政策の推進』を踏ま
えて、土地利用計画を策定。まず、土浦駅周辺にはいくつかの福祉施設が集まって
おり、ある程度公共性の高いエリアと言える。しかし、これ以上公共施設を建設す
ると、そのエリアは拡大してしまい、都市の効率が悪化してしまう。そこで、土浦
市を通過する常磐線の3駅をそれぞれ利用して、公共交通と共に3駅周辺を公共性
の高いエリアとして再構築する。
以上より、次のように計画案を策定する(図11)。
神立駅 ○駅併設型複合施設の建設
土浦駅周辺 ○北地区を都市公園として整備
駅周辺の憩い空間の確保及び周辺商店街との回遊性の形成
○文教地区の整備
教育関連施設の集まったエリア及びモール505を文教地区とする
○蓮河原地区を瀧田地区と一体的に宅地整備
(計画人口 蓮河原+2,000人 瀧田 +2,500人)
荒川沖駅周辺 ○西口再開発事業
高齢者及び単身者世帯を主とした中高層マンションの建設