1.序論
土浦市は首都東京から60km圏に位置し、人口約13万人、面積91.54kuの茨城県南に位置する県南地域の中心都市である。土浦市は、江戸時代初期より城下町として、水陸両面の交通の要となり、商業が発達し、独自の圏域を有する産業・経済・文化の拠点である地方中心都市として発展を遂げてきた。しかし近年、隣接する筑波研究学園都市の熟成化の動きをはじめ、周辺市町村における都市開発の発展などにより、土浦市の中心性が相対的に低下している。また、昭和61年に筑波研究学園都市とともに国土交通省の首都圏の業務核都市に指定され、首都を支える自立都市圏の核としての発展が期待されながら、施設整備やニーズへの対応が不十分であったために、商業の不振、活力の低下、都市的魅力の減少などの事態を招く結果となっている。
しかしながら、土浦市は新東京国際空港や鹿島港しも近接するなど、将来発展に向けた地理的優位性を有しており、また日本第二の湖沼である霞ヶ浦をはじめ、桜川や穴塚大池などの豊かな自然に恵まれ、これらを生かしたまちづくりを勧めていくことでウォーターフロント都市としての発展が期待されている。

表1.土浦市の概要データ

(都市データパック1999年版)

図1.関東地域における土浦市
土浦市内の南北方向の自動車交通は国道6号線をメインルートにしている。また、南北方向としては、土浦学園線・東大通り・国道125号線・国道354号線がある。定住化につながる住みやすいまちづくりを進めるため、職住環境の整備、教育施設の整備などを考慮し、土浦市の活性化をめざす。基本方針としては、業務核都市としての役割を担うべく、土浦市の都市構造であるクロス都市軸の強化をはかり、住宅・商業・工業などの各種機能の充実により調和した複合的な都市を目指す。

図2.土浦市計画構想図
図2のように北に工業拠点と新住宅拠点をおき、土浦駅西側に業務拠点、土浦駅東側に観光拠点、そして荒川沖駅周辺に住宅拠点を配置する。
このように、土浦市を各種機能の充実した複合的な都市として整備していくためにキャッチフレーズを以下のように定める。
キャッチフレーズ:
「一度は住みたい土浦市」