アプリケーションの構成

ArcCatalog
GISでは、OS(オペレーティングシステム)上で見ると複数のファイルが連携して一つの地図情報を構成しているので、例えばWindows標準のファイルブラウザーでファイルを操作(移動・削除など)すると、データを壊す可能性がある。ArcCatalogは、データの一貫性を保ちながらファイル管理を行うArcGIS専用のファイルブラウザーである。
全体の構成は、左側が階層的にファイルを一覧するカタログ ツリー、右側が内容表示のためのコンテンツ/プレビュー/メタデータになる。

ArcMap
データの編集から分析、集計、地図のレイアウトまで、基本的な作業を全て行う。また、エクステンションを利用したりマクロを追加するなどにより、様々に機能拡張をすることもできる。
全体の構成は、左側が参照データのリストを一覧するテーブル オブ コンテンツ(表示/ソース/選択)、右側が表示のためのデータビュー/レイアウトビューになる。

ArcToolbox
便利なツールを纏めた道具箱であり、ArcCatalogやArcMapから呼び出して利用する。慣れないと、目的とするツールがどのカテゴリにあるのか見つけずらい。