筑波大学システム情報工学研究科/経営・政策科学専攻 : MBA-MPP

教員・研究

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職名 准教授
研究室 F1235 (5179)
実験室
所属 システム情報系 社会工学域
担当 学群 理工学群 社会工学類
大学院 システム情報工学研究科 社会工学専攻 (社会工学学位プログラム)
大学院 システム情報工学研究科 社会工学専攻 (サービス工学学位プログラム)
専門分野名 マーケットデザイン、実験経済学、ゲーム理論、ミクロ経済学
学位 Ph.D. in Economics, University of Pittsburgh
学歴・職歴 学歴
1993月4月〜1997年3月:京都大学工学部土木工学科(工学士)
1997年4月〜1999年3月:京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程(工学修士)
1999年4月〜2001年3月:京都大学大学院工学研究科土木工学専攻博士後期課程(退学)
2001年4月〜2004年3月:大阪大学大学院経済学研究科経済理論専攻博士前期課程(退学)
2002年8月〜2005年7月:米国:ミネソタ大学経済学部Ph.D.プログラム(退学)
2005年8月〜2009年8月:米国:ピッツバーグ大学経済学部Ph.D.プログラム(Ph.D.)
職歴(常勤)
2009年7月〜2010年6月:マックスプランク経済学研究所 研究員(ドイツ)
2010年7月〜2012年6月:マーストリヒト大学経済学部 助教(オランダ)
2012年7月〜2014年2月:ベルリン社会科学研究所 研究員(ドイツ)
2014年3月〜2016年8月:筑波大学システム情報系社会工学域 助教
2016年9月〜     :筑波大学システム情報系社会工学域 准教授
職歴(非常勤)
2014年3月〜2014年8月:ベルリン社会科学研究所 非常勤研究員(ドイツ)
2016年4月〜2017年3月:京都大学経済研究所 非常勤講師
2017年4月〜     :東京大学経済学研究科 非常勤講師
リサーチユニット
担当授業科目 学類:社会工学実習、経済学入門I、戦略行動システム演習(マーケットデザインの講義)
院:ゲーム理論(後半担当:英語)、行動・実験経済学(前半担当:英語)
東大院経済:マッチング・マーケットデザイン(春:英語)
Vietnam-Japan University: Public Economics, Microeconomics for Public Policy
所属学会 American Economic Association
Econometric Society
日本経済学会
代表的著書・論文 1) House Allocation with Overlapping Generations, American Economic Journal: Microeconomics, 2014, 6(1): 258-289.
2) Two Axiomatic Approaches to the Probabilistic Serial Mechanism (with Tadashi Hashimoto, Daisuke Hirata, Onur Kesten, and Utku Unver), Theoretical Economics, 2014, 9: 253-277
3) An Experimental Study on the Incentives of the Probabilistic Serial Mechanism (with David Hugh-Jones and Christoph Vanberg), Games and Economic Behavior, 2014, 87: 367-380.
4) IoT車両情報の速度に関するモニタリング選択問題(高原勇氏と共著)、 応用地域学研究、2016; No.20、25-35.
5) On the Operation of Multiple Matching Markets (with Hidekazu Anno), Games and Economic Behavior, 2016, 100; 166-185
6) Efficient Lottery Design (with Onur Kesten and Alexander Nesterov), Social Choice and Welfare, 2017, 48; 31-57
7) On Characterizations of the Probabilistic Serial Mechanism Involving Incentive and Invariance Properties (with Onur Kesten and Utku Unver), forthcoming in Mathematical Social Sciences
主な受賞 システム情報系教育貢献賞、2016
その他の活動 学術雑誌の査読、出前講義(新宿山吹高、つくば秀英高、土浦二高、磐城高校、れいめい高校)、ドイツ外務省のコンサルタント
研究概要 マッチング市場の制度設計に関わる理論と実験

マッチング・マーケットデザインが私の専門です:経済学では、従来はマーケット(市場)とは価格に基づいた財の取引の場ですが、近年価格に基づかない財の取引の場もマーケットと呼ばれます。

マッチング市場とは、金銭的授受がない場合(あるいは重要でない)で、財の単位が離散的な(すなわち非分割)市場です。例えば、
研修医マッチング制度:学生と病院のマッチング
野球やアメフトのドラフト制度:プロチームと選手のマッチング
学校選択制度:子供たちと小学校のマッチング
高校・大学入試制度:学生と高校・大学のマッチング
寮部屋・公営住宅の入居者配分:公営のアパートと入居者のマッチング
腎臓交換移植:ドナーとレシピエントのマッチング

マーケットデザイン(市場設計)は、ミクロ経済学・ゲーム理論で発展してきたメカニズム・デザインを基礎として、積極的に実際のマーケットをデザインすることが目標です。マーケットデザインでは、理論をガイド役として、シミュレーションや経済実験により、制度を評価し、実際に私たちの社会で生かします。この意味で、マーケットデザインは、工学的アプローチをとります。

アル・ロスとロイド・シャプリーは、マッチング市場のマーケットデザインの功績により、ノーベル経済学賞を授与されました。近年、研修医マッチング、学校選択制度、腎臓交換移植などアメリカやヨーロッパで整備されています。

筑波大学社会工学の学類生、院生へ:上に挙げたようなマッチング市場に興味ある方なら、喜んで研究指導します。理論、シミュレーション、経済実験、事例研究などで、日本の制度設計に関わっていきましょう!
研究指導の方針 研究は、自分自身の新しいアイデアに基づいて、予測あるいは仮説を考えてそれを証明していく作業です。私は学生にアイデアやテーマを与えることはしませんが、議論を通じて証明していく作業や論文を書く作業を手伝います。

 

 

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