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地域科学エリア

エリアの概要

本エリアでは都市,地域,環境を対象として,数理的,経済学的な手法を用いた科学的分析技術を習得し,社会における諸問題に対して政策的な提言を行うために必要な理論の基礎について学ぶ。本エリアは以下に示す5つの講義科目と,政策的な課題を実証的に分析する「都市・地域科学演習」によって構成される。

科目構成

科目名 概要 標準履修年次
都市・地域科学演習 都市・地域・環境経済学的な手法・テーマ・データで実証分析を行い,政策的な課題を分析する視点・手法を修得する。 3・4年
都市経済学 都市経済学と立地論の分析手法の基礎を習得し,都市・地域・国際交易に関する政策についての知識を学ぶ。 2~4年
地域経営・行政論 公共政策のあり方及びその担い手の変化に係る近年の新たな世界的潮流及び欧米諸国との比較を踏まえつつ,国土計画,住宅・都市地域政策の事例を通して,公共政策の決定・実施・評価及び今後の都市・地域再生のあり方について議論できる能力を習得する。 2~4年
政策・公共事業評価 都市・地域・国土を対象とした政策を念頭に政策評価の現状について説明するとともに,社会資本整備プロジェクトを対象に,経済分析(費用便益分析)・財務分析・プロジェクトに関する金融について説明する。 2~4年
(2年次推奨)
都市解析 都市をある視点から抽象化すると,点や線や面の織りなすパターンとみなすことができる。そこで,都市機能の面から,これらのパターンを分析する場合の数理的基礎について論ずる。 2~4年
環境政策論* 主に経済学的な観点から,環境保全のための政策手段やその評価手法について考察する。加えて,様々な価値観,ディシプリンと政策インプリケーションとの関係について考察し,「環境問題」や「環境政策」に対する多様な視点を涵養する。また,地球温暖化問題や廃棄物問題など具体的な環境問題についての理解を深める。 2~4年

*:協力教員(国際総合)による科目

科目構成