基礎/専門基礎/社会経済システム/経営工学/都市計画/学際分野とすべての講義内容・カリキュラムを掲載

環境とまちづくりエリア

エリアの概要

環境とまちづくりエリアは,都市およびそれを構成する住宅や緑地を対象として,環境整備,まちづくりに関わる実践的な理論と事例を学ぶ5つの講義科目と,具体的な計画案を立案するのに必要な思考方法・設計スキル・プレゼンテーション能力を習得する「住環境計画演習」によって構成される。

科目構成

科目名 概要 標準履修年次
住環境計画演習 都市・建築空間の設計能力向上を目指す演習である。2年次までに開講された設計関連科目(基本製図,設計演習I)を受講した学生が,これまでに習得した設計製図における基礎手法を用い,集合住宅の設計方法と設計技術を身につける。 3・4年
住環境計画概論 日本における住まいの歴史,戦後の社会状況・ライフスタイルの変化が都市・農村の住宅や居住環境に与えた影響と今日的課題について解説する。 2~4年
空間デザイン論 建築・都市デザインの潮流を概説するとともに,魅力的な空間を創出するための様々なヴォキャブラリーを紹介する。次に,それらの機能的構成と建築基準法(単体規定)等の建築関連規定について説明する。また,デザイン課題を通して空間設計に必要な基礎的素養を習得する。 2~4年
都市緑地計画 自然環境や歴史資源,オープンスペース等の保全を基調とした都市・地域計画のあり方についてその歴史的展開や現代的課題,将来方向について具体例を交えながら体系的に論ずる。 2~4年
現代まちづくり論 現代のまちづくりの理論的背景として,20世紀の計画理論を批判的に振り返り,計画プロセス,参加,計画行政及び計画手法,計画法規等について論じる。さらに現代まちづくりの実践がどのような形で展開されているか,中心市街地や都市と農村の混在混住地域の再生,持続可能な環境共生型まちづくり等のトピックを取り上げて解説する。 2~4年
(2年次推奨)
都市文化共生計画* アジア諸国の都市空間の構成を,歴史と現地映像から読み解いていく。また現代におけるアジア的空間の非アジア都市への伝播の実態を踏まえて,多文化共生の都市計画に必要なアイディアや方法とは何かを考えていく。 2~4年

*:協力教員(国際総合)による科目

科目構成