マネジメントエリアの教育目標は、経営が直面する現実の諸問題を把握し、それを解決することが出来る人材を養成することにある。このために、経営工学をはじめとし,「経営学」分野を代表する専門科目を提供する。また、マネジメント演習を通じ、専門性を経営現場に応用し、適時に適切な意思決定を行うための能力を養う。
科目名 | 概要 | 標準履修年次 |
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経営学 | 経営に関する王道の理論を習得するとともに、最先端の理論と実務を理解する。これらを通じて、経営の不易流行を理解することを目指す。 | 2~4年 |
産業・組織心理学 (2016年度までの 経営組織論に相当) |
本コースでは、ワーク・モティベーションに関する諸理論を、実際の産業組織での応用例を踏まえながら、広範囲にレヴューする。また、組織における人間の行動を活性化させたり方向づけたりする要因についての基礎的理解を深める。 | 2~4年 |
マーケティング (2018年度までの マーケティング工学に相当) |
本授業はマーケティングアナリティクスに焦点をあて,マーケティング関連のデータを用いて分析を行う、統計モデルコースとして位置付ける。講義でマーケティングモデルおよびマーケティング管理について概念も含めて説明し,その後,EXCELやRなどのソフトウェアを使って意志決定モデルを組み立てる。 | 2~4年 |
ファイナンス | 財務諸表分析、投資の意思決定法、債券と株式の評価、平均‐分散ポートフォリオ理論、資本資産評価モデル、資本コストの推定、オプション理論、リスクマネジメントなど、ファイナンスに関する重要な内容を幅広く取り上げて講義する。 | 2~4年 |
生産・品質管理 | 生産・品質管理の概論、統計的品質管理手法、在庫理論、信頼性工学について解説する。 | 2~4年 |
マネジメント演習 | 日本初の産学連携演習として、経営支援AI開発を行う。受講生は3人1組のグループワークとして、ウエルシア薬局の現実のPOSデータと課題設定に対して経営支援AI開発と導入提案を行う。 | 2~4年(3年次履修推奨) |