国際化と公共部門の重要性の増大は現代の社会経済の重要な傾向であり,これに伴う諸問題が発生しておりそれに対する実証研究,分析視角と政策的枠組みなども重要な課題となっている。これらを社会経済に関する複数の講義科目と演習を通じて総合的に学ぶ。
科目名 | 概要 | 標準履修年次 |
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国際開発論 | 現在国際開発の分野で注目されている論点を取り上げ,発展途上国の現状について学ぶ。特に,ミクロ経済学的な視点から貧困削減をどのように進めることができるかについて分析する。 | 2〜4年 |
国際金融論 | 為替レートに焦点を合わせながら,国際金融取引の意味・効果について考え,開放経済の成り立ちを学ぶ。 | 2〜4年 |
経済動学 | 経済動学は経済の動き方を論じる。市場安定性,経済成長論,ゲームにおける情報の動学。 | 2〜4年 |
財政学 | 財政制度、公債と財政赤字、公共支出、租税、社会保障と言った「財政学」の基本テーマについて講義する。 | 2〜4年 |
公共経済学 | 公共政策を巡る歴史的な経緯、ミクロ及びマクロ経済学の理論分析の解説を交え市場の失敗や政府介入の経済効果について論じる。 | 2〜4年 |
労働経済学 | この講義では,賃金,雇用に関連する諸問題を労働経済学の視点から分析する方法ならびに分析例を紹介する(平成26年まで開講予定)。 | 2〜4年 |
国際・公共システム演習 | 世界の多くの国々が抱える社会経済問題を、経済統計およびコンピュータを用い実証的に分析する。 | 2〜4年 (3〜4年優先) |