社会貢献のための工学

卒業生からのメッセージ

メッセージ一覧

伊藤 久美

伊藤 久美

社会経済システム主専攻 卒業
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
チーフ・マーケティング・オフィサー

私は卒業後、ソニー株式会社に就職して経営企画やマーケティングなどを担当した後、日本IBM株式会社に転職し、コンサルティング部門のパートナーとして新規事業、マーケティング、事業戦略、などの「今後会社がどう進むべきか」といった戦略を考えるプロジェクトを担当してきました。その後アメリカのIBM本社に1年半赴任し、帰国後ソフトウェア部門である製品の事業部長を担当し、現在は、新しいビジネスをお客様にご提案するチームを担当しています。日本だけでなく、中国や台湾、アメリカなどでもお客様と仕事をさせていただき、毎日が発見の日々です。

筑波大学には推薦で入りました。入学前からバイト先を決め、バイトと、サークルと、授業で毎日大忙しでした。多変量解析や社会調査技法の授業がとても楽しくて、今でもそれらは仕事で役立っています。一方で一点透視図法でスケッチ、などの実技は苦手で、よく芸専の友人に手伝ってもらっていました。みんな近くに住んでいるので本当に仲がよく、あのときの友人関係は今でも私の財産です。サークルのジャズ研究会で初めてジャズに出会い、卒業後もジャズボーカルを続け、今でもライブを定期的に開催しています。

社会工学類はOBのつながりが強いところで、今でも助けられています。就職にも強く、友人たちもみな生き生きと活躍しています。ぜひ皆さんも、充実した学生生活を通じて、自分にとっての「これだ!」を見つけて明るく進んでいってくださいね。

土岐 大介

土岐 大介

経営工学主専攻 卒業
ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社 代表取締役社長
筑波大学大学院 客員教授
一橋大学大学院 客員教授
東北大学 特任教授(客員)
元 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント 株式会社
代表取締役社長

私は卒業後、米国の大学院でオペレーションズ・リサーチの修士号を取得しました。日本鋼管・日興證券を経て、その後ゴールドマン・サックス・グループで22 年弱勤め、後半の8 年半はグループの資産運用会社の代表をさせて頂きました。

1980 年代後半より、株価などの動きを多変量分析を用いて分析し、最適化手法によりポートフォリオを構築し、先物・オプションなどデリバティブでリスク管理を行うなど、まさに経営工学専攻で学んだ基礎が金融工学として発展し、実際のお金の運用に応用されていました。また、当時「経営シミュレーション」の実習ではグループの「社長」の役をやり、皆で熱く議論し意思決定し数十ページのレポートをまとめた経験から、将来経営に関わりたいと思いました。

社会にでると、知識を知恵に換えて、その知恵を生かして不確実な将来について意思決定をしていきます。「学際的」である筑波大学の社会工学類で、文系・理系を合わせた幅広い分野を勉強することで、将来様々な場面でその知識をもっと深め、知恵に換えていくことができると思います。

筑波大学は、大いに学び、スポーツをし、友達と一緒に過ごすには最適な環境です。その中で楽しみながら、生きる力をぜひ身に付けて下さい。

岡田 忠夫

岡田 忠夫

都市計画主専攻 卒業
公益社団法人経済同友会(三菱地所から派遣)
筑波大学大学院 客員教授

私は、都市計画主専攻を卒業後、大学院の環境科学研究科を経て三菱地所に入社しました。三菱地所では、郊外の住宅地開発の他、東京駅前に立地する新丸ビルや東京中央郵便局の再開発に携わりました。まちづくりは、人との継続的なコミュニケーションによって築かれる信頼関係がなくては成り立たないものと感じています。ただ、そのプロセスにおいては、新たに直面する様々な課題を自らの考えと行動によって解決しなければならないことが多々あり、所謂「問題解決型」の能力というものが求められます(正直、自分もまだまだなのですが)。

都市計画主専攻では、基礎的な都市計画に関する理論から、街を多角的・複眼的に捉える実習、更に先生方や仲間との厳しくも楽しいゼミにより、充実した学生生活を送ることができました。また、休みには、バックパッカーとして、安宿を泊り歩きながら、世界の国々の街や建築を見に行ったことも今では懐かしい思い出になっています。もちろん、大学で学んだことがそのまま通用するほど社会は甘くはないのですが、社会工学類で身に着けた「考える」というスキルは、問題解決型の能力を高め、きっとみなさんの将来への滋養になると思います。

また、卒業後も、多くの先生方やOB・OG とは交流があり、仕事のあらゆる場面で出くわすことも数多くあります。是非、みなさんも、学業やサークル等の学生生活を通じて、多くの仲間を作り、将来の夢に向かって、頑張ってください!

元吉 秀幹

元吉 秀幹

社会経済システム主専攻
1995年卒業
トヨタ自動車株式会社人事部勤務

企業活動のグローバル化が進展する中、企業で働く我々に、様々な組織集団との有機的な関係を視野にいれて企業を捉えるマクロな視点が強く求められています。それと同時に、一人一人のお客様を大切にする、ミクロの視点も見落としてはなりません。

私は社会経済専攻において、経済学・統計学・心理学を学ぶことを通じて、問題解決のためのマクロ・ミクロ両面のアプローチの基礎を身につけさせてもらいました。何よりも、そこで得た生涯の恩師と友人は私にとって何よりの財産です。

小林 千佳

小林 千佳

都市計画主専攻
1990年卒業
JR東日本勤務

社会工学類の魅力はまず、社会における諸問題を工学的アプローチを用いて解決する手法を学ぶというところにあります。そのために実習を重視したカリキュラムとなっており、そこで学んだグループワークによる問題解決の進め方やプレゼンテーション等は、卒業後非常に役立ちました。

目標達成に向かって問題解決型思考で取り組む社会工学的アプローチを学ぶことができる筑波大学社会工学類に、是非挑戦して頂きたいと思います。

松田 和香

松田 和香

都市計画主専攻
1998年卒業
国土交通省勤務

「筑波大って、いい教育しているんだなぁ。」と、就職後、他大学出身の友人等からよく言われます。

私の仕事は国の行政ですが、おそらくどんな業種においても、「何が問題か」から「どう解決するか」「どう見せるとよいか」までの一連のプロセスを自力で構成し、実現していく力が必要であり、社工ではこの力がしっかりと身に付くようプログラムされています。さらに、「社会工学」という専門内容に関しても自信を持ってオススメできます。今の時代、技術系であっても、特に行政に関わる(コンサルタント含め)場合、都市計画のみならず、経済や経営の知識も求められているからです。

鈴木 真介

鈴木 真介

社会経済システム主専攻
2003年卒業
筑波大学大学院
システム情報工学研究科在学

社会工学類の特徴は、様々な専門分野の教員・学生が在籍している点にあります。私は今、大学院博士課程に在学していますが、異分野の友人と学類時代に築いた関係は、今でも役に立っています。例えば、私は主に理論研究をしていますが、実証研究をしている友人から有益なコメントを得て、広い視点から研究を進めることができました。

たこつぼ的になりがちな大学院生活において、学類時代に得たネットワークはいまでも大切かつ有益な私の情報源です。私自身のこのような経験から、皆さんにもぜひ、本学類で学ぶことをお勧めします。

佐藤 圭介

佐藤 圭介

経営工学主専攻
2003年卒業
筑波大学大学院
システム情報工学研究科修了

経営工学専攻では、経営の問題をコンピュータや数学など工学の手法で解決することを学びます。例えば宅配ビザの注文をネットで受け付けて人件費を削減するとか。

就職先は情報通信・メーカー・金融から公務員まで。講義で経営工学の考えに触れ、実習で脳と手を動かせば、ビジネスに対してスマートな考えができるようになると思います。それって格好良いですよね。

渡部 大輔

渡部 大輔

都市計画主専攻
1999年卒業
筑波大学大学院
システム情報工学研究科修了

私は二年間の実務を経て、筑波大学に戻り大学院システム情報工学研究科にて都市空間における望ましい輸送システムの形態を研究しています。都市は様々な活動の集積によって構成されていますが、地理的空間に対して経済的思考で数理的手法を用いて問題解決をしています。

研究を進める上で、社工で学んだ専門知識に加え、専門以外の授業で学んだことも連鎖反応のように効いてきている手応えを実感しています。