社会貢献のための工学

授業紹介

社工Life 荒川 智弘 讃井 知 小貫 哲志 若宮 浩司 佐藤 祥路 合田 崇章

小貫 哲志

都市計画三大実習の最後を飾る実習です。事前に設定された4人班でマスタープラン(自治体整備の具体的な方針)を作成し、最後にその自治体の首長や住民の前で発表します。例年土浦市を対象に行われており、都市計画主専攻が出来た頃から毎年欠かさずに行われている伝統的な実習です。

この授業では、都市計画で学んだ全ての事柄を組み合わせて問題を解決していきます。これまでの授業では防災や交通、経済のようにそれぞれ中心となる軸が決まっていましたが、マスタープランを作る際にはどの軸で考えるのか予め決まっていません。どの軸をどれだけ扱うか、複数の軸が与える制約をどう解決するか、そしてそれが現実に出来ることなのか等、多くのことを同時に考えていく必要があります。この軸の扱い方こそ、この授業が他の授業と大きく異なる部分だと思います。

都市計画の他の実習にも言えることですが、授業時間内で作業が終わることは絶対にありません。また、班員の予定が中々合わず、真夜中に端末室に集合して日が昇ってもまだ作業が終わらないということもままあります。しかし、膨大な労力をかけて仲間と協力して一からマスタープランを作り上げることは、他では得られない大きな達成感に繋がります。また、厳しい実習を共に乗り越えたからこそ深まる繋がりが、そこには確実にあります。これは他の学類から羨ましがられる程です。

研究室配属前の最後の壁であるこの実習は、入学してから学んだことの全てをぶつける場所です。今まで学んできたことを誇れるような、有意義な実習にしてくださいね。

担当教員より(大澤義明)

教員はファシリテーターに徹し、受講学生の独自目線が尊重されるグループ作業型実習です。客観性を確保するために土地利用均衡モデルや交通流配分モデルなどの最新の計量手法を利用する点、可視性を重視するために地理情報システムや景観シミュレーションを駆使する点で、全国で類例の無い実習となっています。 量および質ともに日本一の都市計画研究者集団を有する“つくばの社工”で、青春を謳歌しよう!