社会貢献のための工学

授業紹介

社工Life 荒川 智弘 讃井 知 小貫 哲志 若宮 浩司 佐藤 祥路 合田 崇章

讃井 知

社会経済システム主専攻の2年次の学生が、統計処理の基本概念と方法を学び、様々な社会現象を計量的に分析する実習です。授業は社会工学類の学生専用端末室で行い、1年次に学んだ統計学の復習講義の後、社会経済データをSPSSという統計解析ソフトウェアを用いて統計分析します。毎週、自分が興味のある対象に関してデータを収集・分析し、その結果をまとめます。講義の最終回では受講者全員が自分の行った調査の一つをプレゼンテーションします。

統計解析ソフトウェアで実際にデータ分析をする中で、t検定、一元配置の分散分析法、二元配置の分散分析法、重回帰分析、判別分析法因子分析法など、1年次に座学で学んだ統計学の知識をより深い理解に結びつけることができました。ある社会経済データを扱う時にどの分析方法を用いたらよいのか等、実習の中で教員から個別にアドバイスを頂いたり、相談したりすることができたのがとてもありがたかったです。

毎週調査する対象は各人が自由に定めて良いので、興味のあるアイドルについて調べる人がいたり、流行の時事問題について自分なりの切り口で分析する人がいたりと、周りの学生が取り組むテーマや主張も大変興味深く、楽しむことができました。

分析調査の知識だけではなく、普段の生活の中で不思議に思った事象についてリサーチをする姿勢や、調査内容をまとめてゆく力が自然と育まれたと思います。

担当教員より(上市秀雄)

私たちの周りには様々なデータに満ち溢れています。それらのデータから意味のある結論を導き出すためには、どのようなことを明らかにしたいのかを明確したうえで、それらデータが持つ性質や特徴にあった統計手法を用いる必要があります。

この実習では、各受講生が興味を持っている事象を明らかにするために必要な基本的なデータ解析の方法を学ぶことに重点を置いています。