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都市機能とフィジカル・プランニングエリア

エリアの概要

本エリアは、都市の物的計画について必要不可欠となる基本的な視点、知識や、都市および都市活動を解析する技術を学ぶことを目的とした下記に示す4科目および、立案の実践を習得するための「都市計画マスタープラン策定実習」によって構成される。

科目構成

科目名 概要 標準履修年次
土地利用・地区整備計画 国・地域レベルから地区レベルまでの土地利用計画の形態、目的、機能を概説するとともに地区レベルの市街地整備方策としての地区計画について知識を学ぶ。 2〜4年
交通計画 交通計画策定のために必要となる交通政策の考え方、交通施設の機能、構造基準、計画プロセス、需要予測方法について事例を示しながら解説する。 2〜4年
都市防災計画 都市災害の特徴、各種災害の発生・拡大メカニズム、予測手法について事例を踏まえて示し、これらの防止対策及び都市防災計画の立案手法を解説する。 2〜4年
都市解析 都市をある視点から抽象化すると、点や線や面の織りなすパターンとみなすことができる。このような都市の有するパターンを数理的に分析する手法について論じる。 2〜4年
交通政策論 現代社会における交通分野の役割について、より理解を深めることを本講義の目的とする。交通経済学の基礎を学ぶとともに、 具体の道路、鉄道、航空、海運、観光などの政策および総合交通政策、環境を配慮した交通・運輸政策をとりあげ、その内容、もたらされる効果、課題について解説する 。 2〜4年
都市計画マスタープラン策定実習 土浦市を含む茨城県南地域を対象とし、都市計画策定上の主要な部門計画の策定方法と都市基本計画策定過程の実習を行う。 3〜4年

科目構成