社会工学類は社会的問題を工学的な考え方で研究する学問です。

社会工学とは

理工学群 社会工学類長 金澤 雄一郎

工学でマネジメントしてみませんか!
1977年に発足した社会工学類は、「学際性」を表看板とし、30年近く一貫して同一理念のもとに教育実績を上げてきました。卒業生は3000名を超え、様々な分野で活躍しています。
本学類は、教育目標として "複雑に絡み合う社会現象を多様な学問分野から分析し、工学的に解決するためのシステムをデザインできる人材の育成"を掲げています。主専攻分野は、社会経済システム、経営工学および都市計画から構成され、教員もこれらの主専攻分野に分かれて教育と運営に関わっています。

2004年には主専攻進学の早期化やエリア制の導入などのカリキュラム改革が実施され、教育体制はこれまで以上に整備されています。また、「少子高齢化」と「社会基盤整備」という現代日本社会が直面している緊急課題を工学的にアプローチするための講義が専門科目群の一つである学際エリアの中で展開されています。このエリアでは、複数専攻の教員による最新の研究成果がわかりやすく紹介されており、社会工学類ならではの新しい試みです。
皆さん、社会工学類で社会を科学的にフォーカスし、システマティックにマネジメントしてみませんか!

社会工学とは

社会工学類は、社会的問題に関して工学的な考え方で対処し、その解決方法を考えることのできる学際的な人材を育てるユニークな教育組織で、社会経済システム主専攻経営工学主専攻都市計画主専攻 の三つの主専攻があります。

現代の社会においては、公共部門(政府および地方自治体)においても、民間部門(企業)においても、政策や計画の決定過程に科学性を導入する必要が強く叫ばれています。社会のいろいろな問題が、複雑化し、相互依存性を強め、伝統的な学問の個別領域の理論では解決が困難になって来ているからです。このような問題の解決能力、意思決定能力を持つ人材の育成が社会工学類の教育目標なのです。

入学定員は120名ですが、2年進級時に本人の希望にもとづき、主専攻への振分けが行われます。

これらのカリキュラムを支える教授陣としては、内外の学会において活躍している優秀な人材を広範な分野において求め、文系・理系の枠にとらわれない多彩なスタッフを網羅しています。また実習設備面でも、最新のワークステーションシステムをはじめインターネットヘのアクセス等、具体的な応用実習をサポートする機器が整備されています。

  • 社会システムを3つの側面から探求する
  • 演習・実習科目の充実
  • 専門知識と総合応用力の養成
  • インターンシップ・教職・早期卒業・留学
  • 早い段階からの専門教育
  • 人材育成の重視

社会工学類のポジション

筑波大学

筑波山の麓、筑波研究学園都市の中心的教育研究機関として、筑波大学が誕生して31年になります。20周年記念の式典では日本のMITを目指してさらに飛躍することを確認したばかりの若い大学ですが、百年余りの歴史を持つ東京教育大学の伝統を受け継ぎながら、これまでの大学には見られない高い理念と際立った特色を持っています。すなわち、筑波大学は、世界に通用する「国際性」を持ち、「未来志向型」の深い見識を身に付けた、「問題解決型」の人材を養成することを建学の理念として、つねに自己改革しています。

理工学群

この理念を実現するために筑波大学の教育、研究、運営の組織は従来の大学とは大きく異なっています。従来の講座制に支えられた「学部」が固定的になりがちであるという反省に立ち、開かれた教育組織として組織されたのが「学群・学類」です。学群再編により、理工学群は、理工学分野における特色ある教育を行い、当該分野における基礎から応用を含む包括的な教育組織として編制され、社会工学類、数学類、物理学類、化学類、応用理工学類、工学システム学類の六つの学類から構成されます。

教育組織

教育組織図